本記事では、積み木「小さな大工さん」を買う方におすすめしたいセットとその理由をまとめています。
我が嫁は小さな大工さんを偏愛しています。
今まで彼女が小さな大工さんを含む、積み木全般に貢いだ金額は云十万。
「サイズ」、「形」、「数」の組み合わせが様々でお得なセットがたくさんあるの。
だから積み木心をくすぐられるのよ。
逆にそんなに種類があると、どのセットを買えばいいのか迷いそうね
小さな大工さんはばら売りで1つからも購入できますが、セットでまとめて買う方が断然お得。
しかし、小さな大工さんで取り扱っているセット販売は、ざっと数えても70種以上あります。
そこで本記事では、小さな大工さんを買う場合のおススメなセットとその理由を、積み木に詳しい我が嫁に厳選してもらった結果をまとめています。
迷っていたら参考にしてください。
※嫁が小さな大工さんをおススメする理由は、以下の記事にまとめてあります。
小さな大工さんのセット商品の選び方
冒頭でも書きましたが、我が嫁りおかちゃんは積み木全般を偏愛しています。
積み木って木をふんだんに使っているから、安い買い物ではないですよね。
小さな大工さんのセット販売で見ても、価格が1万円を超えているものが多数です。
せっかく高い積み木を買うなら、我が子の年齢や能力に見合ったセット内容を選びたいものです。
でも、小さな大工さんは良くも悪くも、取り扱っている積み木の種類やセットが豊富。
どれを選べばよいか悩ましいですよね。
積み木を選ぶ基準は大きく3つあります。
- サイズ
- 数
- 形
小さな大工さんのおすすめセットを選ぶ前提知識になってくるので、「サイズ」「数」「形」の年齢別おススメな基準を簡単にご紹介していきます。
最適な積み木の「サイズ」
まずは積み木の基尺(積み木のサイズのこと)から解説していきます。
積み木の基尺は、3cm、4cm、4.5cm、5cmの4種類あります。
小さな大工さんはこの4種類のサイズすべてを取り揃えています。
我が嫁によると、年齢ごとに最適なサイズのおおよその早見表が以下になります。
早見表の一番右の欄は、小さな大工さんの直方体を単体で購入する場合の値段(税込)です。
(楽天の小さな大工さん公式HP調べ)
当たり前ですが、サイズが大きいほど1個当たりの値段も高くなっていました。
特徴や値段も考えつつ、我が子に合いそうなサイズにすると良いと思います。
基尺(サイズ) | 特徴 | 値段 |
5cm | ファースト積み木 大きいのでつかみやすい キュボロと同じ基尺 |
370円/個 |
4.5cm | 中途半端 4cmの方が他の積み木と合わせやすい印象 |
225円/個 |
4cm | 迷ったらこのサイズ 他社メーカーにも同基尺が多く、合わせやすい |
152円/個 |
3cm | 4歳以上向け 小さくて軽く、場所を取らない 数を多く使いたい子向き 細かい造形が可能 小さい子は持ちにくい |
97円/個 |
基尺について詳しくは以下の記事もご覧ください。
いろいろ書きましたが、どのサイズにするか悩むなら4cmを選んでおけば間違いなしです。
悩んだら4cm基尺
最適な積み木の「数」
次に積み木の数について。
「ばら売り」、「50個セット」、「100個」など様々な選択肢があります。
何個買えばよいのか、という話です。
1度にたくさん買うと、なかなかのお値段がドカッと来るよ?
必要最低限な数でいきましょう!
一般的に、積み木は子供の能力に合わせて徐々に個数を増やした方がよいと言われています。
最初は積み木を2つ~5つくらい与えることから始めていって、遊び方に慣れていく。
そのあと徐々に扱う積み木の量を増やして遊ぶ幅を広げていく…というのが基本方針です。
慣れてきてから渡す積み木の数の目安として、子供の年齢×100くらいが理想なのだとか。
1歳なら100個。
2歳なら200個という具合ですね。
年齢×100個で十分伝わった!
子供の年齢×100くらい
最適な積み木の「形」
最後に積み木の形を見ていきます。
小さな大工さんはサイズ違いだけでなく、形もいろいろ取り扱っています。
- 立方体
- 直方体
- 三角形
- 台形
- ビー玉転がしできるやつ
…などなど。
嫁によると、積み木デビューをする場合は立方体がおすすめとのこと。
その理由は「積みやすい」からだそうです。
積み木デビューで初めて遊ぶ場合、まずは積み木を「並べる」ことからスタート。
並べたり、ぶつけたり、舐めたりする過程で指の動きを覚えます。
積み木のカタチについては、並べる段階だったら子供が積み木をつかめればどんな形でもOK。
そしていろいろ並べられるようになると、発達の第一段階は完了。
次に「積む」という、並べるだけよりも少し高度な遊びに入ります。
この段階になると、立方体のほうが良いんです。
積み上げる場合、大人目線だとどの形も同じような難易度に思いがち。
でも赤ちゃんの場合はそうもいきません。
「積む」という動作だけに集中させるためには、どの面も同じ立方体がよいとのことです。
直方体だと縦置きか横置きかで積む難易度変わるもんね
同じ積み木なのに積めたり積めなかったりすると、赤ちゃんが混乱してしまうのよ
ファースト積み木なら立方体がおススメ
先々まで使うなら直方体がおススメ
積み木に慣れるまでは立方体がよいとのことでした。
でも、慣れた後は話が別。
立方体は直方体よりも幅が短い分、上に乗せられる分の数が少なくなります。
なので、どうしても直線的な積み方しかできないんだそうです。
↓ 立方体の場合、1つの積み木の上に2つ以上積み上げるのは子供には難しい。
だから、物足りなくなったり、飽きて積み木以外の遊びに行っちゃうのよ
直方体を使うことで、ただ積み上げるだけでなく、いろいろ組み合わせた複雑な形を作ることができます。
慣れてきて物足りなくなってきてから、いろいろな形に手を伸ばすほうがよいのだとか。
積むのに慣れたら、いろいろな形の積み木の出番!
小さな大工さんのおすすめセットを年齢別に紹介
前提知識はここまで。
ひとまず、ここまでの話をまとめます。
積み木を選ぶ要素は「サイズ」「数」「形」の3つ。
- サイズ
3cm、4cm、4.5cm、5cmの4種類。
迷ったら4cm。 - 数
年齢×100個くらい - 形
積み木デビューなら立方体。
慣れた後は直方体他。
小さな大工さんの公式HPには、これらを組み合わせたセットを70種以上取り扱っています。
年齢によって違うから、それぞれ説明してくね
70種以上の中から厳選した小さな大工さんセットを、年齢ごとにご紹介していきます。
積み木デビュー~1歳児
積み木デビュー~1歳児のおススメがこのセット。
40x40x40mm(立方体) 20個
40x20X80mm(直方体) 30個
収納箱付
- セット内容に立方体が含まれています。
- 積み木の数は、初めて遊ぶには十分な50個。
- 他の積み木にも合わせやすい4cm基尺。
- デビューなので収納する箱も欲しい。
- 小さな大工さんは欲しいけど、なるべく安く済ませたい。
これら条件を満たしたセットです。
デビューに必要な立方体の積み木が20個入り。
立方体が20個もあれば、積む練習には十分すぎる量です。
立方体の一辺は4cmだから、20個全部積むと80cm。
立ち上がった子供と同じくらいの高さになります。
全部積み上げると危なくて止めたくなるレベルですね。
十分な量です。
そして「積む」が慣れてきたころに使える直方体もばっちり入っています。
積む練習~少し遊ぶ幅を広げるのにちょうどよいセットですね。
ただし、セットに入っている積み木は全部で50個。
今後物足りなくなったら買い足すこともできるのは、小さな大工さんならでは。
なお、このセットの積み木50個だけだと、今後成長した時に物足りなくなる可能性が高いです。
その場合、年齢が上がったら他のセットを買い足すことになります。
なのでもし値段と折り合いがつくなら、下でご紹介している「1歳~2歳」向けのセットを最初から選ぶのもおすすめです。
- このセット
11,737円 (税込) - 下で紹介している1歳~2歳向けセット
18,796円 (税込) - 差額
7,059円
1歳~2歳
積み木を積むことができるようになった子向けにおススメするのがこのセット。
40×20×80mm(直方体)…80個
40×40×40mm(立方体)…10個
40φ×40mm(円柱小)……4個
40φ×80mm(円柱大)……2個
40φ×40mm(半円小)……4個
収納箱付
- セット内容は直方体が多めの80個。
- 想像を掻き立てられる円柱も含まれています。
- 収納箱付。
直方体が80個あるので、積み上げる段階での遊びの幅が広がります。
我が子の場合、80個使ってドミノを作って見せると食いつきがよかったです。
↓小さな大工さんを使ったドミノをYoutubeにあげているので、よかったらご覧ください。
また、円柱があると、積み木を坂道にして円柱を転がしたり、積み木の下に置いてゴロゴロしたりと遊びの幅が広がります。
小さな大工さんは痒い所に手が届きすぎるセットを出してくれるね
2歳~
2歳からは自分で作りたいことを表現できる積み木がよいです。
他のおもちゃと組み合わせておままごとしたりもできるセット内容がおすすめ。
2セット紹介します。
40×40×80mm 4個
40×40×120mm 2個
40×40×160mm 2個
40×40×240mm 2個
アーチ(あつ) 2個
二連アーチ(あつ) 2個
40φ×40mm(円柱大) 4個
40φ×20mm(円柱小) 2個
二等辺三角形2(あつ) 4個
収納箱付
もう1つがこちら。
40×40×40mm 4個
40×40×80mm 2個
40×20×40mm 6個
40×20×80mm 4個
40×20×160mm 4個
20×20×40mm 4個
20×20×80mm 4個
アーチ(あつ) 2個
三連アーチ(うす) 2個
二等辺三角形2(あつ) 6個
二等辺三角形1(うす) 2個
二等辺三角形1(あつ) 2個
正三角形(うす) 6個
正三角形(あつ) 3個
40φ×40mmの半分 2個
40φ×20mmの半分 2個
40φ×40mm 2個
40φ×80mm 2個
収納箱付
上でご紹介したセットには、いずれも「アーチ型」の積み木が入っています。
アーチ1つあると、子供の想像力の幅が膨らむんです。
- トンネルにしたり
- 橋にしたり
- 滑り台にしたり
- シーソーにしたり
- 椅子にしたり
- 虹にしたり
などなど。
我が息子のかなたも、よくいろいろなものをアーチで表現していました。
3歳~
3歳ころからは、子供の個性によって選ぶ方針が変わります。
- 積み木の個数を増やす方針
直方体をドミノにしたり、大型な作品を作るのが好きな子向き - レールなどを買い足す方針
ビー玉転がしなど、動きのある遊びが好きな子向き
それぞれの方針でおすすめなセットをご紹介します。
① 積み木の個数を増やす方針
積み木の個数を増やす方針の場合のおススメがこちら。
40×20×80mm 16個
40×40×40mm 8個
40φ×40mm 4個
40φ×80mm 2個
40φ×40mmの半分 2個
足長アーチ 4個
半アーチ(あつ) 4個
半アーチ(うす) 8個
とんねる 4個
ビートン 8個
収納箱付
足が長いアーチだったり、アーチが半分になったものも含まれているセットです。
これらを組み合わせると、大概のことは作ることができます。
あとは、素直に「直方体のみのセット」を買い足して、手持ちの数を増やす戦法もおススメです。
40×20×80mm(直方体) 100個
収納箱付
ちなみに、直方体100個セットは、ふるさと納税を使って購入することもできます。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
② レールなどを買い足す方針
レールなどを買い足す方針に合うセットをご紹介します。
ビー玉転がし好きな親御さん必須のセットです。
試しに小さな大工さんのビー玉転がしをやってみたいなら、基本セットのこれ。
レール
1. N320 1本
2. S320 3本
レールパーツ
3. くぐり1(あつ) 3個
4. Bコート 1個
5. 足長アーチ 6個
ビー玉 2個
※収納箱はついていません。
レールが4本ついているので、カタンカタンというビー玉転がしを楽しめます。
パーツ数が少ないので値段を押さえられるのもポイント。
直方体などの、手持ちの積み木と組み合わせて遊べます。
↓こんな感じ。
しかし、上のレールセットは肝心のレールが4本のみ。
少し物足りなさもあります。
そんな小さな大工さんのビー玉転がしを心ゆくまで楽しみたい方は、こちらのセットがおすすめ。
積み木
1.40×20×40mm 7個
レール
2.N240 1本
3.S240 1本
4.NAN240 2本
5.NAS240 1本
レールパーツ
6.うずまきボード 1個
7.Jターン 1個
8.足長アーチ 2個
9.サークル 2個
10.くぐり1(あつ) 3個
ビー玉 2個
輪ゴム 4本
厚紙
クリアファイルを切ったもの
特筆すべきが、レールパーツの豊富さ。
「うねうね」や「うずまき」、「ジャンプ台」なども備えたセットです。
このセット1つあれば、ビー玉転がしを満足できる品ぞろえ。
まとめ
小さな大工さんのおすすめセットをまとめました。
70種以上ある中から厳選したので、どれもおススメです。
でもどれにするか悩む場合は、立方体と直方体がバランスよく入ったこのセットをおススメします。
※本記事の1歳~2歳にてご紹介したセットです。