子供の英語力を高めるための選択肢っていろいろありますよね。
- ディズニー英語システムなどの教材かけ流し
- 英会話教室に通わせる
などなど。
英語力に違いが出る?
それぞれのメリットデメリットは?
英語育児をするにあたって、最初に気になる疑問だと思います。
私もディズニー英語システム(DWE)を始める前はいろいろ悩みました。
知人の話
ネット上の知恵袋や口コミ
…などなど、調べること多数。
本記事では私がDWEを選ぶにあたって、他の英会話教室との違いなどを比較検討した結果をご紹介しています。
なお、DWEについては実例を交えてご紹介していきますが、我が子は英会話教室に通ってはいません。
英会話教室に通ってはじめて分かる良さが他にあるかもしれませんので、おおよその判断基準と考えていただければ幸いです。
「ディズニー英語システム」と「英会話教室」のメリットやデメリットの比較
ディズニー英語システム(DWE)とは?
ディズニー英語システム(DWE)は、ディズニーキャラクター等が登場するDVDや音楽をかけ流すだけで、子供の英語力を高められることをウリにした英語教材です。
我が子もミッキーやスティッチなどの好きなキャラクターが英語で会話する映像を、毎日食い入るように見ています。
しかし、子供の英語力を伸ばすにはDWE以外にも英語教室に通わせる、という方法もありますよね。
以下では、調べて分かった英会話教室と比較したディズニー英語システムの利点をまとめています。
ディズニー英語システムの利点
まずはディズニー英語システム(DWE)の利点をご紹介します。
英会話教室と比較して感じた、ディズニー英語システムの利点は以下の通り。
◇毎日繰り返し使える
◆収録音源はネイティブ英語
◇家でできる
◆兄弟も同一料金
◇ミッキー好きになる
◆ユーザーが多い
◇週一回数十分程度
◆日本人講師の場合が多い
◇教室に連れていく必要がある
◆授業料×兄弟分
◇マスコットキャラがいない
◆教室内で完結
以下では、それぞれを具体的に解説していきます。
利点①:毎日繰り返し使える
英語力の向上を図るには、毎日継続する必要があります。
大人でも週一で3時間英会話教室に通うよりも、毎日30分繰り返す方が定着力は高いと言われています。
そして英語を身に着けるには合計2000時間のインプットが必要とのこと。
この点、ディズニー英語システムは一度教材を購入すれば、好きな時間に好きな量の聞き流しをさせることができます。
一方で、子供の英会話教室の場合はだいたい週一回です。
さらに授業時間にして数十分程度。
これだけの時間では、英語力を身に着けるには到底足りません。
利点②:ネイティブの英語に触れられる
DWEのCDやDVDの音源は当然すべてネイティブの発音で収録されています。
一方で英会話教室の場合は日本人が先生になることもあります。
(ネイティブ教師の指名もできますが、その分月謝も割高になってしまう…。)
DWEは、「折角やるからにはネイティブの発音に触れてほしい」という考えともマッチしていました。
DWEのネイティブ発音に触れたことによる驚き体験を一つご紹介します。
例えば、アヒルはダック、犬はドックと言いますよね。
しかし、ネイティブ発音だと「ダック」も「ドック」も「ダッグ」と聞こえます。
私にはDVDの発音の違いがイマイチわかりませんが、子供はきちんと聞き分けているから大したものです。
(親バカではなく、本当にすごい)
利点③:家でできる
ディズニー英語システムはCDやDVDをかけ流すだけという手軽さがあります。
家でできるため、親が家事などで忙しいときでもとりあえずCDやDVDをひたすら流す。
という使い方ができるのは強みです。
また、雨の日など子供との外出が憂鬱なときにもDVDは重宝します。
一方、英会話教室の場合は、
雨風関係なく教室までの送り迎えする必要があったり、レッスン中もずっとそばにいる必要があります。
手綱をつけたくなるくらい走り回る子供と雨の日にお出かけする面倒…大変さ。
また、教室に付き合うことで時間がなくなり家事が溜まったり…。
親目線で考えると、英会話教室に通うのは大変な重労働です。
さらに、英会話教室の数十分だけでは英語力は身に着かないので、結局家で予習復習する環境を作る必要があります。
そんな発想になるのは私だけじゃないはず。
利点④:兄弟でお得
ディズニー英語システムは値段が高い印象がありますよね。
実際、フルパッケージで購入すると90万円近くします。
しかし、兄弟がいると同じ教材を一緒に使うことができます。
つまり、教材費÷兄弟の人数になります。
ひとりっ子であっても、今後兄弟を検討しているならDWEの方が長い目で見れば安上がりになりえます。
教材費については「高いって本当?ディズニー英語システム(DWE)の「値段」を正規会員がご紹介!」の記事で詳しくまとめています。
利点⑤:ミッキー好きになる
これは完全に私の趣味ですが、私自身、ディズニーが超好きです。
「子供も一緒に好きになってくれると嬉しいな。」というのは、ディズニー好きの親あるあるだと思います。
DWEを続けているとディズニー作品に日ごろから触れることになります。
これがまた思わぬ効果になるんです。
さすが天下のディズニーだけあって、子供と街を散歩しているといたる所にディズニーキャラがいることに気づきます。
その度にテンション高まる我が子。
※ドナルドはネイティブ発音だと「ダーノォ」と言うようです。
ディズニーキャラを利用したDWEは、飽きずに続けてくれる一因になっていると思います。
利点⑥:ユーザーが多い
DWEは利用者がとても多く、効果的な使い方や体験談をネットで検索すればたくさん見ることができます。
(本サイトもぜひご活用くださいませ)
DWE内職と呼ばれる数々の作品(?)を作っているブログもあったりするので、いろいろ参考になります。
ただ、DWE内職に関するブログやインスタを見ていると、親御さんが超力を入れた作品を目の当たりにします。
尻込みしてしまいがち。
でもDWE内職しているのは一部の親御さんのようです。
我が家含めた多くはがっつりDWE内職していませんが続いています。
しかも発音やリスニング力は親を超えてきています。
ネイティブの英語に触れられる
家でできる
兄弟でお得
ミッキー好きになる
ユーザーが多い
ディズニー英語システムの欠点
次に、英会話教室と比較したディズニー英語システムのデメリットをご紹介していきます。
欠点①:値段が高い
まず上げられるウィークポイントは価格が高いことだと思います。
「高いって本当?ディズニー英語システム(DWE)の「値段」を正規会員がご紹介!」の記事で詳しくご紹介していますが、DWEをフルセットで購入した場合90万円近くかかります。
一方の英語教室の場合、大手英語教室の月謝の相場は、大体5千円~9千円くらいでした。
(日本人講師の場合)
ネイティブの外国人講師を指名する場合は1万円~1万5千円くらいにまで跳ね上がります。
それでもDWEのおよそ100万という数字を見た後だと安く感じてしまいますよね。
一桁違います。
しかし、見方を変えればそこまで高くないとも言えます。
そのように考えるようになった理由は以下の通りです。
DWEは英会話教室に比べて本当に高い?
DWEはネイティブ発音に触れられることをウリにした教材。
同条件のネイティブ講師の英会話塾に通うと、年間12万〜18万円かかります。
ディズニー英語システムはフルセット購入+会員加入で892,000円。
892,000÷12万=7万4千ほど。
つまり英語教室に7年通うとほぼトントンという計算になります。
さらに利点④に記載した通り、兄弟がいると使いまわせるので÷兄弟分となり、数年で回収できる値段となります。
…という気になりませんか?
なお、DWEはサポートを受けるために会員になった場合は教材費用以外にも、月額の料金がかかります。
その料金も加味した金額を「ディズニー英語システムは教材以外にも料金がかかる?!月々の追加費用まとめ!」の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
追加料金はかかりますが、会員制度は必ず入会した方が良いです。
その理由は長くなるので「入会必須?DWEのワールドファミリークラブ(WFC)の5つのメリット!」にまとめました。
欠点②:途中で辞めづらい
英会話教室であれば、退会すればすぐにやめることができます。
一方でディズニー英語システムは教材を一括購入しているため、そう簡単にはやめられません。
メルカリなどの個人販売サイトで売ることもできますが、元手を回収するには至りません。
でも、あくまで主体は子供。
そうなりそうな場合は英語教室の方が良いかもしれません。
欠点③:親の覚悟が必要
利点③で「家でできる」と挙げましたが、逆に言えば親が行動に移さないと何も始まりません。
また、ずっとDVDを垂れ流しているだけでは子供も飽きます。
親自身が子供と一緒に楽しむことが長続きする秘訣です。
ちなみに、新品未開封品がメルカリに出回ることがあります。
その主な理由として、子供より先に親が飽きてDVDやCDを再生しなくなることがあげられるそうです。
あなた自身が飽きっぽい性格の場合は、英語講師というある意味監視者がいる環境の英会話教室に通わせる方が良いかもしれません。
欠点④:他に興味がいくと長続きしない(かも)
ディズニー英語システムはミッキーの求心力を借りている一面もあります。
幸い我が子はテレビを見せなかったため大丈夫でしたが、プリキュアや仮面ライダーなどの他のキャラクターに興味がわくこともありえます。
そんな状況に陥る可能性があります。
如何に他のキャラクターよりディズニーに興味を持たせるか
他キャラに影響されてDWEへの興味を無くさないために、
他アニメを見せない
会員特典のイベントに連れていく
フルセット(大量の教材)を使ってあの手この手で興味を持たせる
という親の頑張りは必要なように思います。
(欠点③にも通じるものがありますね)
なお、子供が興味をなくしうるのは、DWEだけでなく英会話教室の場合も同じです。
そんな事態になる可能性は同様にあります。
幼児期の英語力向上のためには、教材は何であれ、親の頑張りは不可欠ですね。
途中で辞めづらい
親の覚悟が必要
他に興味がいくと長続きしない
まとめ
ディズニー英語システムと英会話教室のメリット、デメリットをご紹介しました。
わが家の場合はトータル的に考えて「ディズニー英語システムの方が良い」となったのでDWEを始めました。
しかし、結論は家庭によってそれぞれだと思います。
特にディズニー英語システムを始めた場合は初期投資が高額なので、子供が興味を示さないとヤキモキします。
主体は子供。
という点を忘れないようにしたいものですね。