ディズニー英語システム(DWE)の主要教材の一つ「Sing Along!(シングアロング)」。
使うとどんなメリットがあるの?
CDとDVDはどう使い分けるの?
といった悩みありますよね。
私もDWEを使ってみるまで分かりませんでした。
本記事では、実際にシングアロングを使った我が子の実例を交えながら、これらの疑問について解説しています。
シングアロングを購入するか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
DWEのシングアロングとはどんな教材?
シングアロングはディズニー英語システムの主要教材の一つです。
「高いって本当?ディズニー英語システム(DWE)の「値段」を正規会員がご紹介!」の記事でもご紹介していますが、ディズニー英語システムには、シングアロング以外にも複数の教材があります。
それぞれの教材が役割分担&連携しているため、飽きることなく多角的な視点から高校卒業程度のレベルの英語を学ぶことができるようになっています。
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そんなDWE教材のうち、シングアロング(Sing Along)はその名の通り、文法を歌で覚えるのに適した教材です。
シングアロングの理屈云々は後述するとして、
まずはシングアロングを継続すると得られる凄さについて我が子の事例を紹介します。
【実例】シングアロングを使ったら大成長!
さっそく実例をご紹介します。
DWEの中で最も難易度の高い教材(イエロー)に収録された歌詞に、
「When I grow UP, I want to be a cowboy」
というフレーズがあります。
この歌詞、ぱっと意味を理解できますか?
文法的に言うと、副詞節を導く従属接続詞whenの用法です。
我が子(2歳児)はこのフレーズが出てくる歌が大好きで、何度も何度も何度も何度も(略)、聞いていたためか、
最近は曲を流さなくても
「うぇんないぐろうあっぷ」
のように、歌詞を口ずさむようになったんです。
発音も流暢!
しかも、
「I want to be」の発音が、
「アイ・ウォント・トゥー・ビー」
という日本語英語によくある、単語ごとにぶつ切りにした読み方ではありません。
流暢に
「アイ ウォンチュー ビー」
とネイティブぽく言っているんです。
単語の意味も理解しているよう
さらに、
「カウボーイ=馬に乗って牛を追いかける人」
という意味もきちんと理解しているとゆー。
【小まとめ】シングアロングの実例紹介
「When I grow UP, I want to be a cowboy」
のフレーズを2歳児が口ずさむ例をご紹介しました。
2歳児に「将来~したい」という意味自体を理解するのはまだ難しいため、
この文法を使った応用まではさすがにまだできません。
しかし、
2歳児相手に、
文の発音
カウボーイなどの単語の意味
などをきちんと養成してくれるシングアロングは恐るべき教材ですよね。
シングアロングが英語教育に最適な6つの理由
子供が上の例で上げたような効果を発揮するのは、
シングアロングに計算され尽くした複数の理由が詰め込まれているからです。
その理由をご紹介していきます。
1.シングアロングは構文を歌で覚えるの?
先程も書きましたが、シングアロング(Sing Along)は文法を歌で覚えるのに適した教材です。
音楽の歌詞だとスッと覚えられた!
という経験ありませんか?
大人も洋楽を聞いて英語を覚えると良いという話も有名ですよね。
シングアロングはその理屈をもとに、
DWEのメイン教材に出てくる重要構文をそのまま歌詞にしてメロディーをつけています。
そのため、文字を読んで理解できない段階の幼児であってもすんなり口ずさむことができ、
歌の歌詞を覚える=構文を覚える
ということが自然とできるようになっています。
2.海外アニメの主題歌をかけてても同じなのでは?
という意見もあるかもしれません。
おそらくそれでも英語力はそれなりに身に着くと思います。
しかし、洋楽のみで英語の構文を覚えようとした場合、どの曲を使いますか?
英語の重要構文がまんべんなく含まれた歌詞の曲はなかなかありません。
例えば文法以前にひらがなを覚えたいなら
「いろはにほへと、ちりぬる~」
のいろは歌を使えば、覚えるべき全ての文字がまんべんなく出てきます。
しかし、一般的な童謡や子供向けアニメの曲に全てのひらがなが使われているとは考えにくいです。
さらに一般的な音楽は韻を踏んだり、メロディーに合わせるために、わざと誤った文法表現を使うことがあります。
シングアロングの場合は、
英語の重要構文をまず考え、それを歌詞にして、さらにメロディーをつけて作成しています。
学習用に作られた曲のため、ただ聞き流すだけで正しい文法を定着させることができるのです。
3.たくさんの重要構文を歌だけで覚えられる?
という点について、シングアロングには130曲ほどが収録されています。
130曲の歌詞をすべて覚えたとき、英検準一級相当の構文をすべて覚えたことになるのです。
130曲はすべてメロディーが違うのですが、どれも記憶に残りやすい曲調となっています。
我が子ほど聞きこんでいない親の私でも、ふと英文を読むときに「When I~」というのが出たら、
脳内で「When I grow UP,」のメロディーが浮かんでしまうから大変。
なお、シングアロングに収録されている曲は、アップテンポの曲からスローテンポの曲まで様々にあるため、子供の好き嫌いがでてきます。
好きな曲は
「パパもう一回!…(曲終了)パパもう一回!」
と無限リピート。
一方で嫌いな曲のときは
「パパこれ嫌!変えて!」
とすぐにスキップ。
4.フレーズを覚えただけでは応用できないのでは?
という疑問についても、シングアロングは対策が取られています。
例えば先ほどご紹介したcowboyの歌は4番まであります。
歌詞の「cowboy」の部分が、
2番では「dancer」
3番では「pilot」
4番では「doctor」
といったように変化するため、
ということを歌いながら理解することができるようになっています。
この仕組みはシングアロングに収録されたどの歌も共通です。
2番、3番(曲によっては10番まで)の文章の一部が他の単語に入れ替えられた歌詞が用意されています。
5.発音も正しく覚えられるの?
という疑問についても安心です。
通常の歌は、歌詞を作成後、メロディーに合わせた韻を踏んだり音程をとったりしますよね。
シングアロングの歌は逆に、単語や文のアクセントや単語間のつながりを意識したメロディー作成をしています。
したがって、メロディーで覚えたことがそのまま発音やイントネーションとなって活用できるのです。
6.シングアロングのCDとDVDはどう使い分けるの?DVDは必要?
シングアロングの教材には曲が収録されたCD以外に、DVDもついています。
という点について、
DVDには、CDに収録された曲が全曲映像化されたものが入っています。
CDだけの場合は耳で曲を聴くだけですが、DVDの映像を見ることで視覚からも歌詞の内容を理解できるようになっています。
例えば上で出てきたカウボーイの例でいえば、
子供はそもそも「カウボーイ」がどういう単語なのか分かるはずがありません。
しかし、DVDの映像で実写の馬に乗って走り回っている姿を見ることで、
カウボーイ=馬に乗って牛を追いかける人
という理解をすることができます。
このように、映像化されていることで単語や文章の意味を視覚的に理解できるのです。
また映像では、歌詞の内容を強調した演出もされます。
例えば、ある歌に
「one big birthday cake!」
というフレーズがあるのですが、その歌詞が流れるときに一つのバースデーケーキがアップになって動く演出があります。
子供はそれを見て、
one big birthday cakeの意味を理解しているようです。
まとめ
シングアロングはDWEをはじめた最初の段階から活用しやすい、入門編的な位置づけの教材です。
収録されている曲を覚えるだけで英検準一級相当の文法を覚えられるってすごいですよね。
しかもシングアロングは覚えやすいように数々の工夫が凝らされた教材でした。
私も気合を入れて覚えようと思っています。
シングアロングの値段や含まれる教材については
「ディズニー英語システム(DWE)のシングアロングの内容や価格は?写真でご紹介!」
の記事をご覧ください。