という方に向けた記事になっています。
私も嫁もボドゲ好きで家には大量のボードゲームがあります。
と考えて、2歳のときからボードゲームで遊ばせていました。
さすがに2歳ではゲームにならなかったので断念したのですが…。
3歳になったので再挑戦したところルールも理解してくれるようになり、
さらには
ボードゲームって知育教材としても優秀じゃん!
という嬉しい誤算がありました。
3歳から遊べるボードゲームは多数ありますが、
今回ご紹介するのは子供の知育教材として特にお勧めしたい3つのボードゲーム。
- ねことねずみの大レース(Viva Topo!)
- パッチワーク
- どうぶつしょうぎ
- お金の数え方
- あいさつなどの礼儀作法
- 順番を守る
- さいころの出目分進む
- 忍耐力
…
3歳児でも上のようなことができるようになったボードゲームを3つご紹介します。
知育ボドゲ①:ねことねずみの大レース(Viva Topo!)
- プレイ人数
2~4人 - プレイ時間
20~30分 - 対象年齢
4歳~ - 参考価格
5000円
ねことねずみの大レースの概要

ねことねずみの大レースは、すごろくとチキンレースを組み合わせたようなゲーム。
猫からねずみを逃がしつつ、ゴールするまでにより多くのチーズ片を集めた人が勝ちです。
さいころをふって自分の色のネズミ(4~5匹)を動かしていきます。
ただしサイコロの出目には2~5の他、ねこマスが2つあります。
もしねこマスが出たら、ねこがネズミに近づいてきます!
しかもネコは2周目になると2倍の速さに!
ねこに追いつかれる前にネズミをチーズのある部屋(ゴール)に誘導しましょう!!
…といったゲームです。
遠くまで逃がすことができれば大きなチーズをもらえますが、途中でネコに追いつかれてしまうとゲームオーバーというチキンレース要素もあります。
子どももさいころ振ってねこがでたときに、
と大はしゃぎ。
サイコロ運によってはネコが迫るスピードが速かったりとか、子供が大人より先にゴールできることもあります。
また、年齢が上がると
という思考訓練にも使えます。
3歳でボードゲーム入門に使いつつ、年齢が上がっても息長く遊ぶことができるゲームです。
ねことねずみの大レースの知育のポイント
3歳ってすごろくで、
スタート地点から4マス進む
というのはできるのですが、
今いる位置から4マス進む
ってなると、とたんに分からなくなってしまうようです。
必ずスタート地点に戻してから4マス進めてしまっていました。
そういった練習だけであれば普通のすごろくでもよいのですが、
ねことねずみの大レースは、
オレンジのネコ
黄色のチーズ
知育玩具でおなじみのグリムス社のアーチレインボーのように、子供の色覚が鍛えられるという良さもありますね。
知育ボドゲ②:パッチワーク
- プレイ人数
2人専用 - プレイ時間
20~30分 - 対象年齢
8歳~ - 参考価格
3000円
パッチワークには、通常版とクリスマス仕様の2種類があります。
ゲームルールは同じですが、クリスマス仕様の方が色鮮やかです。
通常版
クリスマス仕様
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
パッチワークの概要

パッチワークは、様々な色や形の布きれタイルをつなぎ合わせて1枚の大きな布を作るという2人専用のボードゲームです。
手持ちのお金で買える布きれタイルを選び、9×9マスの自分のボードに隙間がないように配置していきます。
終了時点でボードの隙間の少ない方が勝ち!
…といったゲームです。
ルールの詳細は以下の記事にまとめていますので、興味がありましたらご覧ください。

お金を入手するために複雑な形のタイルを積極的に配置する必要があったり、
相手の欲しそうなタイルを先に取って妨害したり…
といったように、大人でもやりこみ要素満載なボドゲです。
パッチワークの知育のポイント
パッチワークは上でご紹介したように、お金(ボタン)を使ってタイルを購入します。
タイルの値段はタイルに記載されています。
上の写真の場合、
左側の赤いタイルは2ボタン
中央の白いタイルは8ボタン
右側の青いタイルは7ボタン
といったように、タイルによって購入金額が変わります。
と思いつつも子供とやったところ、練習したらできてしまいました。
これは2円、これは3円、これは7円。
どれが買える?

お金の考え方の練習にもなります。
どうする?

彼ができたときの驚きたるや。
もちろんコインのやり取りをするボドゲは、パッチワーク以外にもいろいろあります。
そんな中でもパッチワークを一押しする理由。
それはルール自体がタイルを配置するだけで単純なためです。
セリゲーなどのようにプレイヤー間の駆け引きが主となるゲームは3歳ではまだ難しい。
とはいえさすがにきれいに並べるのはまだ難しいようなので、買ったタイルを子供の好きなように配置させています。
知育ボドゲ③:どうぶつしょうぎ
- プレイ人数
2人専用 - プレイ時間
5分~ - 対象年齢
4歳~ - 参考価格
2200円
どうぶつしょうぎの概要
どうぶつしょうぎには王将や飛車、角、歩などはありません。
かわりにライオン、キリン、ゾウ、ひよこの4種類で戦います。
4種類の駒しかないので、子どもはもちろん、大人同士で勝負してもかなり頭を使いますよ。
駒には動ける方向に赤点が振ってあるので、
とか言いながら動かしています。
我が子はまだ2手、3手先を読むことまではできていませんが、
とかいうのは分かってきた様子。
近いうちに数手先まで考えられるようになると思います。
どうぶつしょうぎの知育のポイント
将棋は正座して相手を敬って頭脳戦を繰り広げる競技ですよね。
どうぶつしょうぎの考案者は女流棋士のお二人。
当然、本家将棋の空気感が出るように作られています。
例えばゲームのはじめと終わりには
「おねがいします」「ありがとうございました」
とあいさつをしましょう。
数手先まで考えることは頭の体操にもなる。
将棋は大人になってからもやる機会があるので、その入門に最適。
といった理由から、どうぶつしょうぎは知育としてもおススメです。
どうぶつしょうぎと似たものに「にゃーしょうぎ」というものもあります。
こちらは漫画「三月のライオン」に登場した将棋入門用。
まとめ
知育になるボードゲームを3種類厳選してご紹介しました。
私の一押しはパッチワークですが、「ねことねずみの大レース」や「どうぶつしょうぎ」もおススメです。
そのいずれであっても、ボードゲームを通じて以下のような大事なことを学ぶことができます。
- 順番を守る
かなたはパパの次だよという中で自然と理解 - 数を数える
さいころの出目やコインなどを通じて理解 - 忍耐強さ
負けたときに悔しがっても投げ出さない
・・・
かなりおススメですよ!
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
